距離に不満はないか

通う苦労を考えておこう

もう少しだけで良いから成績を上げたいと考えることはよくあります。受験対策では珍しくないパターンで1ヶ月の間に偏差値が後2か3くらい上がったら安心できるのにというのが典型的です。また、このような切羽詰まった状況でなくとも半年の間にもう少し成績を上げて、受験勉強を始めるときに苦労しないようにしようということもあります。このようなときに塾に通おうと考えたら、塾への通いやすさをよく考慮するのが大切です。自宅や学校からの距離が遠いと通うのに時間がかかってしまい、余計な時間を使ってしまうことになります。自宅の周辺や通学経路の途中などにある塾を選んだ方が無駄がなく、時間的なコストパフォーマンスが高くなるでしょう。

講師との距離感も重視しよう

あと少し成績を伸ばしたいと考えて塾に通うときには講師との距離感についても考慮するのが肝心です。今まで受験勉強をしてきていて、もう少しだけ偏差値を上げたいというようなときには弱点を見つけて補ったり、長所を見つけて伸ばしたりすることが重要になります。そのため、講師との距離が近い方が有利になるのが一般的で、個別指導を受けられた方が成果が出やすいでしょう。一方、まだ特に成績アップを急がないような状況にある場合には講師との距離が少し遠い方が良い場合もあります。個別に考えた指導を受けるよりも、全体的に学んでベースアップを図った方が成績が伸びることも多いからです。学校のフォローの場合には講師との距離を取れる集団指導の方が適しているでしょう。